くぜらしく

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愛知東京間ヒッチハイク後記その3

こんばんはクゼです。

エアコンばんばんきかせてブログ書いてます。

 

▽今までのヒッチハイクシリーズはこちら▽

愛知東京間ヒッチハイク後記その1 - もっともっと自分の人生創って生きよう!

愛知東京間ヒッチハイク後期その2 - もっともっと自分の人生創って生きよう!

 

海老名SAに21時に到着。これは今日中に東京着けるわー楽勝だわーヒッチハイクって案外楽なのねーと余裕が出てきました。とりあえず、ボードを書き換えます。

 

次なる目的地はここ!

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渋谷、赤羽方面とは書いてありますが、あわよくば渋谷でお願いします!という気持ちがこもってます。もうサービスエリアの中なので、引き返すこともできないし、こうなったら小刻み作戦をやめて、東京直行作戦に切り替えました。流れもきてると思ったんですよ。21時に着いたし。(何回言うんだ)

 

この日は、今シーズン1番の寒気が到来した寒い日。足ってこんな寒くなるんだっけ、と思いながら、乗せてくれる車を探していました。ちょっと気になるのが、停まっている車の台数。

 

少なっ。

 

想像してたより全然少ない。っていっても全然いないわけでもないのです。平日の夜はこんなもんなんでしょうか。なので、結構気持ちに余裕はありました。まだ日付変わるまで時間があったので。

 

さーて、待ちます待ちます。休憩しながら待ちます。というか、ここまで自分から声をかけて乗せてもらっていません。ずっと立ってるだけ。まだ慌てる時間じゃないと思っていると、いつの間にか1時間半が経過。 時刻は22時30分。

 

そろそろやばいなーと焦ってきて、自分から声をかけ始めました。

 

「こんばんはー」

「・・・・・」スルー

 

だったり

「そっち方面はいかないなー」

返してくれる人もいたり。

 

遠目から

「あの人ヒッチハイクしてる。寒いのに大変だねー」

とか。

 

寒いのと疲れもあって、精神ポイントがだだ下がりました。まさかのサービスエリアで足止め。動くに動けん!一応海老名SAは高速以外からも入れるので、最悪、SA出て電車で東京に到着っていうこともできたみたいですが、時すでに遅し。電車もないし、朝までここで過ごすことになるというシナリオも考えつつ、まだまだ諦めませんよ。外に立って、声をかけました。時間が進むにつれ、人もまばらになってきて、東京にいける確率も低くなるのを感じながら・・・。

 

23時頃。ふと、もうだめだ。外にいても寒いだけだ。中に移動しよう、と思いました。絶望したっていうのもありますが、豊川のセブンイレブンの店先に立っていたのと、同じ考えが浮かんだからです。

 

【なんで人はSAにくるのか】→トイレ、小休憩がしたい。

 

もっぱらトイレでしょ。海老名にはトイレ入り口横にちょうどよく椅子が置いてあります。そこに座って、ボードを見せ続けることにしました。

 

こんな感じで。

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心情的には本当この状態。

 

一応このヒッチハイクにはタイムリミットがあります。次の日の10時から東京でセミナーがあるのです。だから、のんびりつけばいいやーという気持ちでもないんです。着けるならできるだけ早く着きたい。明日の朝までには!残り時間9時間弱。

 

 

椅子に座り、顎をダンボールの上に乗せ、虚ろな目をしている人間を、誰が乗せるのだろうか。この完全なる人任せスタイルで乗せてもらえるのだろうか。自分がこう思ったんだから、やってみる。できるもできないも自己責任。これこそ自由だ。今夜は哲学する夜になるなと思っていると・・・

 

おじさん「どこまで行きたいの?」

 

いきなりすぎてびっくりした。

 

「あ、えっと、東京方面であればどこでも!」

 

違う。そんな曖昧な答えじゃ変なとこで降ろされてしまうぞ。

 

「とりあえずSA出られればどこでもいいです。」

 

出てしまった、心の声が。ここにいると、泊まるとこも探せないし、動きようがないのでとりあえず高速を下りたかった。それが心の声。(ちなみに自分は、自分のペースだとか、行動範囲を制限されるのがめちゃくちゃ苦痛に感じます

 

おじさん「そっかー、ちょっと食事しながら考えてくるね」

 

おじさんは、そう言うと食堂の方へ歩いて行きました。

 

希望の光が少し見えました。満喫に泊まれる・・・。

 

どこまで行けるんだろう。朝になったら、電車で行くしかないと覚悟を決めました。そしてまたしばらくあしたのジョー状態で椅子に座っていると・・・

 

「お兄さん、どこまで行きたいの?」

 

二人目の優しい人、お兄さん登場!

 

「東京方面ならどこでも。いや、正直東京に行きたいです。」

 

今度は言えた。言えたぞ。

 

お兄さん「東京ちょっと過ぎちゃうけどいいかな。良いならついておいで。」

 

だいぶやりとり省略してますが、大筋はこんな感じ。ちゃんと着く場所も教えてもらいましたよ。

 

だいたい目的地に着くのは午前1時らしい。十分すぎます。本当にありがとうございます。走行中に、ここはフジテレビだよーとか色々教えてくれて、プチ東京観光もさせてもらって楽しいドライブでした。

 

さて、無事高速を下りることができました。

どこで下ろそうかと聞かれたので、満喫の近くでお願いします、と思い切ってお願いしました。すると、ここまで来たならいいよ、送って行くよと言って、10分くらい車で走ってくれて、草加駅まで送ってくれました。

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そして、無事、駅近くの漫画喫茶に泊まることができました。この日、満喫に泊まると100%いびきがうるさい人がいる説も確かなものとなり、次の人のセミナーにも参加することが出来ました。

 

初めてのヒッチハイクストーリーはこんな感じでした。良い経験ができたと思います。あ、帰りは新幹線使いました。もうしばらくヒッチハイクは大丈夫です。(笑)

 

またヒッチハイクで感じたことを別記事で書きますので

ぜひ読んでください。

 

長い記事読んでいただきありがとうございました!

 

おしまい

 

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