こんばんはクゼです。
エアコンばんばんきかせてブログ書いてます。
▽今までのヒッチハイクシリーズはこちら▽
愛知東京間ヒッチハイク後記その1 - もっともっと自分の人生創って生きよう!
愛知東京間ヒッチハイク後期その2 - もっともっと自分の人生創って生きよう!
海老名SAに21時に到着。これは今日中に東京着けるわー楽勝だわーヒッチハイクって案外楽なのねーと余裕が出てきました。とりあえず、ボードを書き換えます。
次なる目的地はここ!
渋谷、赤羽方面とは書いてありますが、あわよくば渋谷でお願いします!という気持ちがこもってます。もうサービスエリアの中なので、引き返すこともできないし、こうなったら小刻み作戦をやめて、東京直行作戦に切り替えました。流れもきてると思ったんですよ。21時に着いたし。(何回言うんだ)
この日は、今シーズン1番の寒気が到来した寒い日。足ってこんな寒くなるんだっけ、と思いながら、乗せてくれる車を探していました。ちょっと気になるのが、停まっている車の台数。
少なっ。
想像してたより全然少ない。っていっても全然いないわけでもないのです。平日の夜はこんなもんなんでしょうか。なので、結構気持ちに余裕はありました。まだ日付変わるまで時間があったので。
さーて、待ちます待ちます。休憩しながら待ちます。というか、ここまで自分から声をかけて乗せてもらっていません。ずっと立ってるだけ。まだ慌てる時間じゃないと思っていると、いつの間にか1時間半が経過。 時刻は22時30分。
そろそろやばいなーと焦ってきて、自分から声をかけ始めました。
「こんばんはー」
「・・・・・」スルー
だったり
「そっち方面はいかないなー」
返してくれる人もいたり。
遠目から
「あの人ヒッチハイクしてる。寒いのに大変だねー」
とか。
寒いのと疲れもあって、精神ポイントがだだ下がりました。まさかのサービスエリアで足止め。動くに動けん!一応海老名SAは高速以外からも入れるので、最悪、SA出て電車で東京に到着っていうこともできたみたいですが、時すでに遅し。電車もないし、朝までここで過ごすことになるというシナリオも考えつつ、まだまだ諦めませんよ。外に立って、声をかけました。時間が進むにつれ、人もまばらになってきて、東京にいける確率も低くなるのを感じながら・・・。
23時頃。ふと、もうだめだ。外にいても寒いだけだ。中に移動しよう、と思いました。絶望したっていうのもありますが、豊川のセブンイレブンの店先に立っていたのと、同じ考えが浮かんだからです。
【なんで人はSAにくるのか】→トイレ、小休憩がしたい。
もっぱらトイレでしょ。海老名にはトイレ入り口横にちょうどよく椅子が置いてあります。そこに座って、ボードを見せ続けることにしました。
こんな感じで。
心情的には本当この状態。
一応このヒッチハイクにはタイムリミットがあります。次の日の10時から東京でセミナーがあるのです。だから、のんびりつけばいいやーという気持ちでもないんです。着けるならできるだけ早く着きたい。明日の朝までには!残り時間9時間弱。
椅子に座り、顎をダンボールの上に乗せ、虚ろな目をしている人間を、誰が乗せるのだろうか。この完全なる人任せスタイルで乗せてもらえるのだろうか。自分がこう思ったんだから、やってみる。できるもできないも自己責任。これこそ自由だ。今夜は哲学する夜になるなと思っていると・・・
おじさん「どこまで行きたいの?」
いきなりすぎてびっくりした。
「あ、えっと、東京方面であればどこでも!」
違う。そんな曖昧な答えじゃ変なとこで降ろされてしまうぞ。
「とりあえずSA出られればどこでもいいです。」
出てしまった、心の声が。ここにいると、泊まるとこも探せないし、動きようがないのでとりあえず高速を下りたかった。それが心の声。(ちなみに自分は、自分のペースだとか、行動範囲を制限されるのがめちゃくちゃ苦痛に感じます)
おじさん「そっかー、ちょっと食事しながら考えてくるね」
おじさんは、そう言うと食堂の方へ歩いて行きました。
希望の光が少し見えました。満喫に泊まれる・・・。
どこまで行けるんだろう。朝になったら、電車で行くしかないと覚悟を決めました。そしてまたしばらくあしたのジョー状態で椅子に座っていると・・・
「お兄さん、どこまで行きたいの?」
二人目の優しい人、お兄さん登場!
「東京方面ならどこでも。いや、正直東京に行きたいです。」
今度は言えた。言えたぞ。
お兄さん「東京ちょっと過ぎちゃうけどいいかな。良いならついておいで。」
だいぶやりとり省略してますが、大筋はこんな感じ。ちゃんと着く場所も教えてもらいましたよ。
だいたい目的地に着くのは午前1時らしい。十分すぎます。本当にありがとうございます。走行中に、ここはフジテレビだよーとか色々教えてくれて、プチ東京観光もさせてもらって楽しいドライブでした。
さて、無事高速を下りることができました。
どこで下ろそうかと聞かれたので、満喫の近くでお願いします、と思い切ってお願いしました。すると、ここまで来たならいいよ、送って行くよと言って、10分くらい車で走ってくれて、草加駅まで送ってくれました。
そして、無事、駅近くの漫画喫茶に泊まることができました。この日、満喫に泊まると100%いびきがうるさい人がいる説も確かなものとなり、次の人のセミナーにも参加することが出来ました。
初めてのヒッチハイクストーリーはこんな感じでした。良い経験ができたと思います。あ、帰りは新幹線使いました。もうしばらくヒッチハイクは大丈夫です。(笑)
またヒッチハイクで感じたことを別記事で書きますので
ぜひ読んでください。
長い記事読んでいただきありがとうございました!
おしまい
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